髪結新三

歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場歌舞伎公演11月 歌舞伎座の顔見世興行より興味深い舞台

例年歌舞伎座公園は恒例の顔見世興行を迎える11月で話題はそちらに取られると思うのですが、なかなかどうして国立劇場11月歌舞伎公演が魅せてくれます。現役歌舞伎俳優では、東西の横綱を昼夜に持ってきて見事な演出。二世中村吉右衛門と十五世片岡仁左衛門
映画館

中国映画はつまらない『薬の神じゃない』も政府に気を遣った作品

今やハリウッドに次ぐ映画産業に発展した中国映画。しかし歯の中身はあくまでも政府の許可のもとに作られるもので、その表現には制約ができてしまう、果たしてそんな中で世界に通用するよな作品が生まれるのだろうか、『薬の神じゃない』も残念な作品。
お散歩びより

皇居散歩と国立伝統芸能情本館 芸術の秋にふさわしいコース

皇居は都心部でも緑多く良い散歩コースですね、一周しなくても日比谷から九段下までの半周コースに途中休憩も含めて、国立伝統芸能情報館を選べば、芸術の秋と千鳥ヶ淵も含めた程よい散歩コースになりますよ。
映画館

映画『ムヒカ世界で一番貧しい大統領から日本人へ』は耳の痛い贈り物

80歳を過ぎてなお精力的に活動する南米ウルグアイの大統領ムヒカ、映画は彼が大統領であったころから現在に至るまでの足跡、演説、生活ぶりを通して現代の消費優先社会に対する痛烈な批判を浴びせます。本当の幸福とはなんなのか一人一人考えて見るべきでは。
映画館

10/29より国立映画アーカイブにてクリント・イーストウッドの軌跡

2020.御年90歳となられるクリントイーストウッド、今回は国立アーカイブにてその足跡をたどる13本が上映されます。35mmフィルムで見ることが出来るのも嬉しいですね、今一つ底知れなさのあるクリントイーストウッド、その彼の心情にせまれれば。
歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場 歌舞伎公演再開 10月公演館内の様子

再開が嬉しい国立劇場歌舞伎公演10月、劇場の雰囲気、利用の仕方などなど解説してみました。新しい時代の上演方法を模索しながらも又お芝居を楽しめるのは嬉しい限りです。どうぞ皆様も気軽にお芝居見物に出かけてみてはいかがでしょうか、もちろん感染対策をして。
歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場 歌舞伎公演10月 待ちに待った歌舞伎公演再開舞台の見どころ

再開となった国立劇場歌舞伎公演10月にまいりました。今回は贔屓の松本幸四郎の出る第一部の観劇です。コロナ禍ということもあり手探り感は否めなく、それが歌舞伎の華やかさと相容れないのが寂しいところですが、しばらくは、様子をみながらでしょうか。
お散歩びより

GO TO 秩父 日帰り武甲温泉でのんびり過ごす

季節の移り変わりがイマイチはっきりしない今日このごろ、秩父武甲温泉を目指し寺坂棚田を経由して訪ねてみました。季節はゆっくりですが秋の訪れを告げる秩父路、垂れ下がった稲穂に実りの秋を感じつつ温泉を楽しんでみました。
映画館

『異端の鳥』悪意と暴力、剥きだしの性がこれほどまでに描かれるとは

戦争は如何に人々の心をすさんだものにするか、そしてそこに反ユダヤ主義というヨーロッパで連綿として続く負の遺産が加わるとどんなに悲惨な光景になるか、この作品は描き切っております。作品は小説の映画化ですが、人間の悪、悪意、剥き出しの性をえぐりり出してます
映画館

『mid90s ミッドナインティーズ』大人の入り口での戸惑い

1990年代ロサンゼルスでスケボーに夢中になる13歳の少年の青春映画、やがて大人になる前での好奇心や苛立ち、スケボー仲間の年長者がグループ最年少の主人公をなにかと面倒見てやる姿が、なかなかほっとさせてくれます。自らの青春と比べてみてはいかが。