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メジャーリーグは子供の夢なのか、映画『タイ・カップ(Cobb)』

「最高の技術と最低の人格」「メジャーリーグ史上、最も偉大かつ最も嫌われた選手」と言われるタイ・カップ、初期のアメリカ大リーグの名選手その真の姿を余すとこなく描いた作品です。アマチュアスポーツとプロスポーツその垣根のなくなった現代に問を投げかけます。
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文芸座で『地獄の黙示録ファイナルカット』映画館で鑑賞するのは初めて

映画『地獄の黙示録』製作公開から40年経ってしまいました。その評価は定まった感はありますが、いま改めてスクリーンでその作品を鑑賞すると、確かに戦争の狂気が見事に描かれております。もはやこれだけの予算と時間をかけた大作には出会えないのではないでしょうか。
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映画『この世の果て、幾多の終焉』、この世の地獄とは正にこの様な事

経済的発展の目覚ましいアジアの国々、その中でもベトナムは抜きん出ています。そんなベトナムですが、わずか四半世紀前までは現在の繁栄を予測する事すら不可能な状態でした。長きにわたる植民地支配と紛争それは正に殺戮の歴史でした、そんな過去を描いてます。
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公開2週間で打ち切られたのが不思議な傑作、北野武監督『ソナチネ』

1980年から始まった漫才ブームで一躍有名になった、ビートたけしこと北野武。国立映画アーカイブで再上映された『ソナチネ』を見ると、あらためて天才だと思ってしまう。そんな彼も70歳を超えてもう映画は撮らないのだろうか、今の心境を映像にしてほしい。
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何がラッキーなのか、映画『ラッキー』人生そう捨てたもんじゃない

偏屈な独身老人ラッキーが自らの死と向き合う日常を淡々と描いた作品です。ただ、そこには、自らの人生を生き抜いてきた者だけが勝ち取れる誇りがあるのも確かです。一見重たい題材のようですが、映像はそんな老人の日常を優しい眼差しで追いかけております。
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映画『悪人伝』主演マ・ドンソク、期待を裏切らない作品です。

映画『悪人伝』マ・ドンソクが所せましと暴れまわるアクション娯楽作品ですが、もう少し社会性を持たせた方が、作品に深みを与えたのではと言うあたりが残念なのですが、韓国映画に実力を思う存分味わうことの出来る仕上がりとなっております。
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映画『LETO』ソ連時代のロックミュージックシーンが珍しいです。

ソ連時代のロシアのロックシーン興味深々で鑑賞したのですが、正直肩透かしを食らった感は否めません。ロックミュージックというよりもフォークソングに近いのではと思わされます。まあそれが現実ということでしょうか、新しいサウンドがを期待したのですが。
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銀座で¥520で映画を国立映画アーカイブ、特集松竹映画の100年

国立映画アーカイブ、旧京橋フィルムセンターですが、国内外の旧作を主に企画に合わせて上映しております。ここにしかない貴重な作品も多く入場料も安く気軽に銀座で映画が楽しめます。9/6まで松竹映画の旧作から色とりどりの作品を上映しております。
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映画『グレース・オブ・ゴッド』なんと皮肉なタイトルなんでしょう

映画『グレース・オブ・ゴッド』この言葉を訳すと「神の恵み」、何と皮肉な題名だろう。聖職者の児童(少年)に対する性的虐待を扱っているのだから。問題は深刻ではあるが、今始まったことではない、以前からあり見て見ぬふりしていただけ、今この問題に光が当たる。
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ブラジル流年の取り方『ぶあいそうな手紙』に見る、ラテンの気質。

映画『ぶあいそうな手紙』は地球の裏側ブラジルから、高齢化社会を迎えた日本へメッセージを送っています。年をとることは恥でも何でもない、誰にでも訪れること。そう本当に大事なのはできるうちはやりたいことをやること、いつかそれがかなわなくなる時が来るのだから。