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映画『USアス』私達の生活は、常に誰かの犠牲の上に成り立っている

ジョーダン・ビール監督の最新作『USアス』前作『ゲット・アウト』に続いて、またもや解ったようで良く解らない作品を作ってくれました。批評家からは絶賛の嵐なのですが、凡人の私にはなんでか解りません。聖書の言葉を思わせぶりに使うのも、いいのかどうか。
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笑いのツボを押さえた『新喜劇王』これぞコメディ映画の王道、抱腹絶倒

中々心憎いできの『新喜劇王』、しっかりと笑いのツボを押さえた作品に出来上がっております。作品の主人公の様に役者として生活してゆくのは本当に大変なことで、役者を目指す人とは実際どんな生活をしているんでしょうか、実際の生活を覗いてみました。
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夏だホラーだ、とりを飾るのは『悪魔のいけにえ』これしかないですね

1974年米国製作のスプラッタームーヴィーの傑作『悪魔のいけにえ』が、早稲田松竹のレイトシショーに登場しました。日本の怪談とは違うアメリカンホラー舞台はテキサスのど田舎、この設定がたまりません。オシャレなのは都市部だけだということがよく分かります。
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夏だホラーだ、『ゾンビ』につづいて『死霊のえじき』で勝負。

ジョージ・A・ロメロのゾンビ三部作の最後を飾るのは、『死霊のえじき』飽くなきゾンビとの闘いの終わりの始まりの作品です。この後に生まれたゾンビ作のお手本になったであろう本作品の、グロテスクさ残酷さをとくとご覧あれ、決して食前には見ないように。
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夏だホラーだ、ジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ』が戻ってきた。

ジョージ・A・ロメロの1978年作『ゾンビ』を再開した、早稲田松竹で鑑賞しました。初めてこの作品を見た時は衝撃だったのですが、昨今のコロナ感染にみる影響を考えると、他人事ではなくなります。映画の様に逃げて逃げてと言うようにはいかないですから。
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子どもたちへの性的虐待を防ぐためにできることは、映画『白い沈黙』

子供に対する性犯罪は世界的に増加の傾向にあるのか、最近この様な作品が多いですよね。インターネットの普及で子供たちを取り巻く世界は危険に満ちてます、最大限の注意と教育が必要だと感じます。また、そのような性的嗜好の方は行動に移せばすべては終わりなのです。
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『21世紀の資本』フランスの経済学者トマ・ピケティのドキュメンタリー

歴史は繰り返す、。トマ・ピケティ著『21世紀の資本』がドキュメンタリーとして映画化されました。早々見にいったのですが、難しい事を分かり易く説明しております。結果冒頭の結論になるのですが、トマ・ピケティは格差社会をなくすことだと繰り返しております。
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映画『Midsommar(ミッドサマー)』狂気に堕ちた者だけが味わう自由

精神疾患を抱えた主人公、カルト集団のなかで、狂気に堕ちてゆくことで手に入れる自由、そんな恐ろしい光景がスウェーデンの美しい景色の中で、繰り広げられるます。自分を他人や集団に委ねることの恐ろしさ、私達の周りにも知らず知らずのうちに偲びよります。
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映画 『アメリカン・ヒストリーX』 白人至上主義とプアホワイト

近年アメリカでじわじわと問題化しているプアホワイト、彼らの過激な思想・行動はどこから生まれるのか、それを市民レベル、庶民の生活の中での出来事として本作は取り上げております。そう簡単に語れる問題ではないですが、これからのアメリカの選択が注目される。
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映画『許された子どもたち』重たい課題に正面からぶちあたってます。

少年が引き起こすいじめ殺人、重たい題材であるけど真正面から描いている。ぶれない姿勢、これでもかと叩きつけるような演出、待ち望んでいた作品であり監督だ。日本と言う国に絶望しながらも生きてゆかなければならない者にとっては、見て見ぬふりはできない。