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国立アーカイブス「香港映画発展史探究」『ポリスストーリー』

1997年に中国返還まで、150年間英国領であった香港。その香港映画を一躍有名にしたのは、ブルース・リー。そんな、香港映画の歴史をたどれる上映会が国立アーカイブスで組まれております。香港映画のたどった奇跡と現在の香港をあらためて考えさせられます。
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2022正月映画に選んだ『ただ悪より救いたまえ』韓国映画の勢い。

コロナ禍で、映画製作もままならないのでしょうか、コロナ以前製作の作品の上映が目立ちます。正月映画も、アカデミー賞をにらんだ大作が出てきてもおかしくないのですが、何となく小粒な作品とアニメに占領された感があります。今年こそは元気な作品がみたい。
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自由と自立はそう簡単には手に入らない『ラストナイト・イン・ソーホー』

都会での初めての一人暮らし、夢と現実と孤独。そんな中で、自分の道を進めるのは大変なこと。そう人生は、そうたやすくはない、でも、そう悲観するものでもない。新春にふさわしい作品。
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2022年最初のブログは、シアター・イメージ・フォーラム『奇跡』

2021年ラストに鑑賞したのは、渋谷にあるシアター・イメージ・フォーラムの特集上映、あまり大衆受けしないだろうな、だけど作品としては一見の価値ありという作品を上映してくれる、今回えらんだのは監督カール・デオドラ・ドライヤー特集から『奇跡』
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2021年ラストのブログは 『プロミシング・ヤング・ウーマン』

アメリカって、進んでいるようで、意外と保守的なんですよね。聖書を根本的なとらえ方をする宗教観をもったお国柄、そんな社会の女性に対する見方は如何に、ある女性の元医大生の復讐劇を通して、アメリカ社会の断片を垣間見てはいかがでしょうか。
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2021年公開作品より『SNS-少女達の10日間-』少女達を狙う大人たち

この制作方法がいいのか悪いのか、しかし少女達を狙う大人の卑劣さが強烈、話には聞くけど、完全にただが外れてる。
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国立アーカイブス2020年企画から再映『侍』日本のターニングポイント

国立アーカイブス2020年度企画からの再映、今回の2作品を通して日本のターニングポイントについて考えざる負えない。年の瀬ということもあるのですが、やはり、今後の私達の進んで行く方向という事に思いをはせる。あまり明るい方向は考えにくのが悲しい。
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国立アーカイブス12月上映より『阿片戦争』『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』

国立アーカイブス再映:2020年度の上映作品から、先の大東亜戦争にかかわる2作品が、同日に上映されました。12月8日が開戦記念日だからでしょうか。今では、当時を体験した人々の高齢化によって存命されている方が少なくなっております。フィルムの貴重さを改めて感じます。
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若者たちの自己表現の一つだった暴走族『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』

何時の時代も若者の悩みは、「大人はわかってくれない」に尽きるのでは、そのいら立ちの表現が集団暴走行為となって社会問題化したのが1970年代。その中で最大のグループブラックエンペラーの新宿支部の若者の姿を追ったドキュメンタリー映画、現代との違い。
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国立映画アーカイブ上映から『生きている小平治』日本アートシアターギルド

かつて日本映画がまだ元気だったころ、日本アートシアターギルドというちょっと変わった作品をつくる会社がありました。今では、普通に作れそうな作品なのですが、あの当時は、大手映画会社は手を出さなかった脚本や企画を世に送り出した会社でした。