映画館

ブラジル流年の取り方『ぶあいそうな手紙』に見る、ラテンの気質。

映画『ぶあいそうな手紙』は地球の裏側ブラジルから、高齢化社会を迎えた日本へメッセージを送っています。年をとることは恥でも何でもない、誰にでも訪れること。そう本当に大事なのはできるうちはやりたいことをやること、いつかそれがかなわなくなる時が来るのだから。
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映画『ライドライクアガール』

オーストラリアの女性騎手ミッシェル・ペインの物語、そのひたむきな姿は生きる者に元気をくれます。確かに競馬はギャンブルでもありそこには人知れぬ闇というのも存在しますが、映画のラストメルボルンカップの渾身を込めた彼女の騎乗に拍手を送りましょう。
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図書館=文化。映画『パブリック図書館の奇跡』に見る図書館の役割。

映画『パブリック図書館の奇跡』を通じて、図書館のもつ意味合いとは。またアメリカ文化の中でその果たす役割の大きさを改めて考えさせてくれる作品です。方や日本の図書館をかえりみて、私達の生活をより文化的に豊かにしてくれる方向性を教えてくれます。
お散歩びより

晴れた日曜日の午後のんびりと水上バスで隅田川川下り楽しみました

コロナの影響の影響で、日曜日でも人出が少ないですが、出来るだけ人込みを避けて浅草から水上バスで隅田川の川下りを楽しみました。乗船客も少なくのんびりと心地よい風を受けて、川下りと江戸東京の風情を堪能いたしました。
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映画『その手に触れるまで』

原理的イスラム教の不気味な広がりをベルギーのある家庭を通して描いた作品『その手に触れるまで』。子供がその標的とされるヨーロッパの現実、人種のモザイク、あらゆる問題が作品のなかにちりばめられております。かえりみて日本はいつまで部外者でいられるのでしょうか。
映画館

異常者の立場から描れた珍しい作品『アングスト(不安)』上映禁止

性的サディズムが異常に強く行動に移してしまった事件を、その当事者の心理状態や本人の言葉を用いて描いた『アングスト/不安』は、各国で上映禁止になるなど物議をかもした作品ですが、完成から40年近くの月日を経て今回公開されました。異常者の世界とは。
映画館

第二次世界大戦と真摯に向き合うドイツから届いた映画『コリーニ事件』

戦争には正義はないと改めて考えさせられる作品です。『コリーニ事件』はいまなお先の大戦と真摯に向き合うドイツ社会の姿が描かれております。かたや我が国はどうでしょうか、喉元過ぎれば熱さを忘れるではないかと、残念な風潮です今一度考えてみましょう。
映画館

黒人が一人も出てこない不思議な作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

1960年代のカウンターカルチャー、当時のアメリカ社会の様子を思い出したい方には最適の作品かと。ただ白人社会の絶頂期でもあり、この後、黒人の地位が少しづつ向上し、逆に白人社会は中流層といわれる人達が消滅して行くのですが、その分岐点のころです。
歌舞伎・お芝居の世界

浅草で奮闘する大衆演劇『見海堂劇団』、サービス精神満点の舞台

大衆演劇という分野をご存じだろうか、そう健康ランドでよく公演している劇団のことです。今回初めて大衆演劇の聖地浅草木馬館で『見海堂劇団』を見ました。大衆演劇を目の当たりにして、正直カルチャーショックを受けました。コロナの中奮闘する彼らを応援します。
映画館

同性愛の少年の苦悩を描く『ある少年の告白』アメリカらしい問題提起

アメリカと言うと、革新的で現代的社会と我々は考えてしまいますが、本当はかなり保守的な国なんですね。映画『ある少年の告白』という作品は、同性愛に悩む少年の姿を通して、実はアメリカという国はこんなところだったんだよという事を教えてくれます。