映画館

『ザ・ライフルマン』『1917』となにかと比較されますが

1910年代ラトビアにおける、16歳の少年兵士の物語です。時代や地理的にも日本から遠く離れた地での出来事。なかなか身近に感じられないのは致し方のない所でしょうか。戦争の世紀と呼ばれた20世紀その初頭での出来事を通して、20世紀と言う時代を振り返ってみてはいかがでしょうか。
歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場 歌舞伎公演11月 あらためてコロナ禍での上演の難しさ

コロナ禍でやっと再開した歌舞伎公演。新しい上演形態を余儀なくされるおりますが。やはり長年続けてきた形をかえての公演は、今一つ盛り上がりに欠けます。元の形にはすぐには戻せない現状で、何かできることはないのか、色々考察してみました。
歌舞伎・お芝居の世界

坂田藤十郎さんの訃報に思う事

四代目坂田藤十郎さんが、享年88歳でお亡くなりになられました。扇雀さんの呼び名が有名な二代目中村扇雀をへて、父二代目中村雁治郎の名跡雁治郎を継ぎその後坂田藤十郎を襲名されました。まさに上方歌舞伎の大看板であり、和事の芸の継承者の訃報に悲しみが
映画館

クリントイーストウッド特集35mmフィルム上映国立映画アーカイブ

御年90歳になられたクリント・イーストウッド、昨年は『運び屋』で監督・主演と大活躍ですが。彼の35mmフィルムの作品が2000年前後の作品を中心に国立映画アーカイブで、フィルム上映されております。アメリカ映画の古き良き時代世代の作品を楽しんで下い。
映画館

映画『ストックホルム・スタイル』に見る、ストックホルム症候群。

なぜ人質は、犯人を助けたり、犯人に有利な証言をしたりするのでしょう。映画は1973年に起きた事件を通してそんな心理に至ってしまう姿を映し出します。そこには、簡単には計り知れない人間という生き物の不思議さというものが見えてくるのですが。
映画館

『ミッドナイトスワン』 トランスジェンダー役草彅剛の怪演。

トランスジェンダーという難しい役どころを草彅剛は見事に演じきった。なをかつ叔父として恵まれない姪の成長期に深く関わるという難しいところではあるが、さすが演技には定評のある彼そこにトランスジェンダーとして生きる者の悲しさを浮き立たせてくれた。
映画館

『少女ムシェット』どんな境遇でもなを生き続けなければならないのか

1967年仏作の映画『少女ムシェット』、白黒の作品ですが、そこには14歳の一人の少女の悲劇が語られております。今の時代では、想像もできない極貧の生活の中で、希望を失ってゆく少女の悲しい物語。似たような悲劇は今の時代でも起きているのではないでしょうか。
歌舞伎・お芝居の世界

歌舞伎座11月公演 顔見世興行 どの演目を見るのが楽しめるか。

コロナ禍での初の歌舞伎座顔見世興行、4部制と演目は並んでいますが、決まりきった役者がお馴染みの役を演ずる、2部、3部を外して、1部と4部をおすすめします。チャレンジャーとしての緊張感が感じられ、何をやってくれるのか期待させてくれます。
映画館

アニエス・ヴェルダの二作品「ジャック・ドゥミの少年期」「落ち穂拾い」

2019年に90歳でこの世を去った映画監督アニエス・ヴェルダ、ヌーヴェル・ヴァーグの祖母と言われる彼女の晩年の二作品、衰えを知らない創作への意欲、みずみずしいその映像、映画を愛した彼女の映像に対する情熱を改めて感じさせる珠玉の作品。
歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場歌舞伎公演11月 歌舞伎座の顔見世興行より興味深い舞台

例年歌舞伎座公園は恒例の顔見世興行を迎える11月で話題はそちらに取られると思うのですが、なかなかどうして国立劇場11月歌舞伎公演が魅せてくれます。現役歌舞伎俳優では、東西の横綱を昼夜に持ってきて見事な演出。二世中村吉右衛門と十五世片岡仁左衛門