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『エブエブ』なぜこの映画がアカデミー賞を受賞したのかわからない。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』この長ったらしい題名と同じくらい、映画の中身も叫びたくなるほど退屈だった。なぜ、この作品がアカデミー賞なのかも理解できないし、多分私の頭が、現代の思考についていけなくなったのだろう。
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映画『オマージュ』韓国の女性の地位が見えてくるこの困難さは日本も

映画『オマージュ』韓国映画には珍しい落ち着いた作品。女性監督による先輩女性監督の足跡をたどる工程を丹念に描いている。そこは、女性の細やかさが出ていて、作品に独自の柔らかさをもたらしている。声高に叫ぶわけではないのだがそこがまたいい味を出している。
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映画『エンパイア・オブ・ライト』期待はさせるのですが、果たして

イギリス映画には庶民を描いた秀作が多い。その系譜を期待して『エンパイア・オブ・ライト』を見たのですが、力が入った作品であることはわかるのですが、もう一つ深堀してほしかった。なんとなく上滑りをして終わってしまっているように思えてならないのですが。
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映画『二十歳の息子』ゲイの男性が二十歳の男の子を養子にする。

映画『二十歳の息子』イスラム世界では、美少年を養育して面倒を見るという習慣がある。特に有名なのが、アフガニスタン。そう簡単に言えば少年愛なのである。そんな図式ならこの映画も理解できるのだけど、製作者の意図はそうではないらしい、不自然さを抱いてしまう。
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映画『Sin Clock』言い得て妙な題名 罪の時計 原罪ですね

一発逆転を狙う、どんな手を使っても 映画『Sin Clock』はそんなはかない夢を見させてくれる。そういい子でいる必要なんてどこにもない、ただ社会からはみ出さないために装っているだけ。そんな我々小市民の欲望を満たしてくれる作品。
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『コンパートメントNo.6』に見て取れる、快適な旅とはの必要条件

映画『コンパートメントNo.6』カンヌ国際映画祭グランプリの宣伝文句が効いたか。新宿のミニシアターは、週末満席続出。しかし、惑わされないでください、駄作ではないですが、それほどの秀作ともおもえないのですが、見る人にもよりますが要注意。
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『シャドウプレイ完全版』中国バブルに翻弄される欲、欲行きつく先は

拝金主義がなぜ悪い、『シャドウプレイ』でロー・イエは、そんな中国の本音をむき出しにして見せてくれた。さすが、政府の手前、悪が成敗される形にはなっているけど、誰もそんなことは信じない。欲望国家のむき出しの生き様を突きつけてくる、目が話せない。
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韓国映画『非常宣言』に見る道連れ自殺と巻き込まれる危険と不条理

韓国映画『非情宣言』コロナ禍の現在、ウイルスを使ったテロ行為というなかなかいいところに目をつけた作品ですが、ちょっと上映時間が長すぎた。過ぎたるは及ばざるが如しとでもいいますか、映画製作は難しいなと感じさせます。緊張がラストまで持続せずが残念
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日本映画『ファミリア』低予算、やっつけ仕事的作り方を随所に感じる

テレビドラマなら我慢しよう、それを映画スクリーンで料金を払ってみる悔しさ。映画『ファミリア』はそんな煮えきらない思いを引きずったままラストまで。これで、いいんだろうか日本映画、出演役者が可哀想そんな声が聞こえてくるのは、私だけだろうか。
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『ドリーム・ホース』田舎の退屈さに活性剤を!馬主になるとどうなるの

人生に「ボンウィル/胸の高鳴り」を感じて生きて行けたら。映画『ドリーム・ホース』はそんな夢を見させてくれる。だけど、そこは何処か不安な要素もあるのは確か。競走馬の共同馬主、勝ちを目指す世界だから、そこをどうやってのりこえてるのかな。